現在では、後継機の「ヤリス」が市場に出ていますが、中古車としてもまだ人気の「ヴィッツ」。
コンパクトカーがいまだに人気が高いということもありますし、ヴィッツも2020年まで販売されていたのでいまだに街中でも現役で走っていることが多いです。
そんなヴィッツですが、今までに何度もモデルチェンジなどをしていたり、多数のグレードがあるのは知っていましたか?
ここでは、そんな【ヴィッツ】の
・グレード・モデル
・グレードや前期後期の判別方法
・ジュエラは価格が安いのか?
・どれがおすすめか?
のついてお話します。
【ヴィッツ】グレード・モデル
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人気のヴィッツですが、その人気の理由は
・小回りが利く
・幅広い年齢層に適している
・外装も内装も種類があるので自分の好みの車に乗れる
と言った事がよく挙げられています。
なんと、ヴィッツのグレードは全部で5つもあります。
その5種類の中から自分の好みを選べるので、幅広い年齢層から人気を得ているんです!
・F
・Jewela(ジュエラ)
・Amie(アミー)
・U
・GR
があります。
また、ヴィッツは1999年に販売され、名前が海外名と統一され「ヤリス」になるまでモデルチェンジを2度行っています。
次の章では、グレードや前期後期の判別方法についてお話します。
グレードや前期後期の判別方法
グレードの見分け方は、それぞれのグレード毎の限定カラーの車体の色や内装の色などで判別ができます。
それ以外にも「GR」だけはスポーツカー仕様なので他のグレードよりスポーティーな車体なのでわかりやすいかもしれません。
ただ、基本的な点では変わらない部分もあるのでグレードの見分けはちゃんとディーラーさんなどに聞いた方がいいと思います!
歴代ヴィッツ
初代(1999年1月〜2005年1月)
2代目(2005年2月〜2010年11月)
3代目(2010年12月〜2020年1月)
4代目(2020年2月〜)4代目からは海外仕様と同じネーミングのヤリスへと車名変更がされた pic.twitter.com/58TKa8gnUV
— さっしー4101 (@4101y) December 21, 2019
グレードが5つもあるヴィッツ ですが、長く販売されていたこともあり、2度もモデルチェンジをしているんです。
さらにモデルチェンジしていてもマイナーチェンジも行なっているのでここでは、初代から3代目までの前期後期の判別方法をお話していきます。
ヴィッツの初代は「1999年から2005年」に販売されていたものが初代のモデルです。
その中でもマイナーチェンジを二度行なっているので前期・中期・後期と分けられます。
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簡単に初代の前期・中期・後期の違いは、
【中期(2001年〜)】
・フロントデザインの変更
・ハイマウントストップランプが標準装備
【後期(2002年〜)】
・制動灯をLED化
・外観のデザインだけでなくインテリアデザインも変更
したのが初代の主な違いになります。
前期は2001年以前に販売されていたものが全て前期のデザインです。
次に2005年の2月から販売された2代目についてです。
2代目は初代と違い、一度マイナーマイナーチェンジしているので前期と後期に分かれます。
2代目ヴィッツはダイハツにOEM供給され、ヨーロッパでシャレードとして販売された。 pic.twitter.com/XRMKN7CV9x
— ジンジャーブラウン (@ysk3088) June 15, 2019
【前期(2005年〜)】
・車体が大きくなる
【後期(2007年〜)】
・ミラーウインカーを採用
・一部のグレードでスマートキーなどが使用できるようになった
・ライトやバンパーのデザイン変更
となっています。
そして、最後に販売されていた3代目が「2010年から2019年」までに販売されていたものです。
3代目も2度マイナーチェンジを行なっているので前期・中期・後期に分かれています。
3代目ヴィッツ 旧型モデルはあんなに良かったのに何故か安っぽい感じになってしまっただろうか。 pic.twitter.com/DaffZW4aDd
— フィット(GR3) (@GP5fit3hy) October 2, 2020
【前期(2010年〜)】
・フルモデルチェンジをして2代目より更に車体が大きくなる
【中期(2014年〜)】
・バンパーデザインの変更
・3代目になり車体が広がったので内装も今期でより収納が増えた
【後期(2017年〜)】
・外観のデザインが大幅に変更
(バンパーやリア、ヘッドランプなど様々な部分のデザインが変更された)
のが3代目となっています。
そして4代目はヤリスに!
母親の車が2代目ヴィッツからヤリスへ(^_^*) pic.twitter.com/ABqEEQG4xC
— たなしょー (@cy_shiba) August 8, 2020
ヴィッツが何年にも渡って人気なのは何度もモデルチェンジやマイナーチェンジをして世のニーズに合わせてきたからかもしれませんね!
次の章では、ジュエラは価格が安いのかについてお話します。
ジュエラは価格が安い?
前の章でご紹介したヴィッツのグレードの一つに「Jewela(ジュエラ)」という種類があります。
ジュエラは基本グレードの「F」よりも女性に焦点をあて作られたこともあり、女性人気が高いグレードとなっています。
そんなジュエラですが、基本グレードよりも先進技術がついていたりや内装にも特別なオプションなどがついているので価格は上がっています。
けれど、その装備がついたにしてもそこまで価格が基本の「F」と変わらないので人気となりました。
ヴィッツにはご紹介したように他にもグレードがありますが、ジュエラは価格帯としては「F」についで2番目に安い価格になっています。
ジュエラの特徴としては、他にも車体塗装のカラー展開が他のグレードと異なり、個性を出せるという点で人気を得たようです。
価格を抑えたいけど個性も出したいという方にはおすすめなグレードとなっています。
それでは次の章では、どのグレードが本当におすすめなのかお話していきます。
どれがおすすめ?
グレードが5つあるヴィッツですが、選択肢がある分、購入や使用を考えている場合は悩んでしまいますね。
そんなヴィッツのグレードごとにおすすめする点をお話します。
まず、基本グレードである「F」はオプション等で値段を跳ね上げなければ一番安いグレードになるので価格を安くしたい方におすすめです。
次に値段を抑えられ更に自分の車に個性を出したい方におすすめなのが前の章で詳しくご紹介した「ジュエラ」です。
色や内装などが、女性をターゲットに個性を出しているので女性やハッキリとした車体の色が好きという方にはおすすめできるグレードになっています。
価格としてはジュエラの次点で安い「アミー」ですが、アミーも女性に焦点をあてた作りなので、どちらかというと女性におすすめです。
ただ、内装はブラックを基調としていて、アクセントにブラウンを使っているのですが、見た目では女性だけでなく男性からも好感がもたれそうな作りとなっています。
ジュエラよりもより、高級感を持たせたい方におすすめです。
そして、全てのグレードの中でも上位互換的な扱いの「U」は標準装備よりも更に良い装備を求めている方におすすめです。
グレードの中でも価格は高めですが、車内にナノイーやシートを暖かくしてくれるオプションなどが取り付けられます。
価格を下げることよりも運転時の環境などに重きを置きたい方におすすめのグレードです。
最後にご紹介するのが、「GR」という5つのグレードの中での唯一のスポーツカー仕様のグレードです。
スポーツカー仕様なので、車内環境を充実させた「U」と違い、走りに重きを置いています。
内装よりも走りにこだわりたい方におすすめです。
どのグレードでもハイブリッド車かガソリン車かは選べます。
内装や外装、走りやオプションなどで自分の好みのグレードを見つけてください!
まとめ
今は後継機として「ヤリス」が販売されていますが、いまだに中古車販売店などでも売られている「ヴィッツ」。
まだまだコンパクトカーとしても優秀な車ですし、是非、購入や仕様を検討している方は自分のニーズにあったグレードを選んでください。
何度もモデルチェンジやマイナーチェンジをしているので年式などをよく確認してお好みのヴィッツと出会えるといいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。