2018年のスバル・フォレスターのモデルチェンジにより、ガソリン車に加え新たにハイブリッドモデルが追加されました。
新型フォレスターの価格や燃費は、ハイブリッドとガソリンどっちがお得何でしょうか?
「ハイブリッド車」と聞くとエコカーで燃費が良いという印象を受けることから、家計にやさしそうな印象につながりますよね。
今回はスバル・フォレスターを検討されるパパさんやママさんに、ハイブリッドとガソリンの違いを簡単に解説!
車体価格(イニシャルコスト)と燃費(ランニングコスト)という観点から、実際にはどちらがお得になるのかを検証します。
Contents
【スバル・フォレスター】ハイブリッドとガソリンの違いとは
スバル・フォレスターに新たに加わったハイブリッド車。
よく耳にする単語になりましたが、ガソリン車と何が違うんでしょうか?
何となぁく、ハイブリッドの方がいい感じ。
正直、筆者の周りのママ友さんはこの程度の認識。
私も少し前まではそうでした(女性はそんな人が多いかも)
しかし、家計を守るママさん的には、何となぁくでいいので違いを把握しておいた方がいいかもしれません。
もちろん、それぞれに長所と短所もあるので要チェック!
早速、フォレスターに加わったハイブリッドと今までのガソリン車の違いをご紹介します。
ハイブリッドの仕組み
「ハイブリッド車」という言葉は、車に乗る人にとって、かなり身近な存在になってきました。
身近になってきただけに、その意味を知る機会のない方もいらっしゃると思います。
「ハイブリッド」の意味は、英語で「雑種の」とか「混成の」といった意味です。
では、車の世界では、何を混成しているのでしょうか?
それは、車を動かす方法を2種類以上の方法で混成している、というものです。
スバル・フォレスターのハイブリッドも、一般的なハイブリッドと同様、エンジン(ガソリンを消費)とモーター(電気を消費)を掛け合わせて車を動かします。
でも、うちの車はハイブリッド車だから電気も使っているのに、ガソリン車と同じようにガソリンを給油するだけで済んでいるのはぜだろう、と思われるでしょう。
それは、ガソリンエンジンを動かすと電気を発生させることができるから、です。
そのメカニズムは省略させていただきますが、風力発電でプロペラを回して発電するのと同じです。
だから、ガソリンの給油だけで済むのです。
ハイブリッド車もガソリン車も同じようにガソリンを給油して、車が動くということは同じことなので、それぞれの違いを比較してみましょう。
ハイブリッドとガソリンの違いと長所・短所
ガソリン車のエンジンは、発進したり、加速したりするときにガソリンを多く消費して動力を確保します。逆に一定の速度で走り続けるときはガソリンの消費も少なくなります。
一方、ハイブリッド車では、発進や加速の時に、ハイブリッドシステムのモーターがエンジンの手助けをします。
モーターがエンジンの手助けをすることによって、ガソリンの消費を抑えたり、スムーズに発信したり、力強い加速を生み出します。
ハイブリッドとガソリンの違いは、簡単にまとめると以下のようになります。
・ハイブリッド車は、ガソリンエンジンとモーターの両方を掛け合わせて効率よく車を動かす方式
メリットは燃費が向上したり、力強い発進やスムーズな加速、静粛性が高いこと。
デメリットは、バッテリーを搭載して車内が狭くなったり、構造が複雑で車体価格がガソリン車より高くなること。
・ガソリン車は、ガソリンエンジンの力だけで車を動かす方式
メリットは、構造がシンプルで、車両価格が抑えられること
デメリットは、多くの車でハイブリッド車と比べて燃費が低下することが多いこと。
上記のように、ハイブリッド車のほうが先進的なメリットがありますが、最終的にそれを選択するかは家計との相談になりそうですね。
では、スバル・フォレスターの場合では、ハイブリッドモデルとガソリンモデルでどのような価格の違いがあるか比較してみましょう。
【スバル・フォレスター】ハイブリッドとガソリンの車体価格を比較
一般的に、ハイブリッド車はガソリン車に比べて車体価格が高い場合が多いです。
スバル・フォレスターでは、ハイブリッドとガソリンで車体価格に違いがあるのでしょうか?
スバル・フォレスターも同じように、ハイブリッド車の価格が高めに設定されています。
・ハイブリッドモデル「アドバンス」309万9,600円
・ガソリンモデル(例)「プレミアム」302万4,000円
ガソリンモデルは最廉価モデルの「ツーリング」では280万8,000円で、ハイブリッドモデルとの差は、7万5,600円~29万1,600円となります。
最大で30万円弱と考えるか車体価格の10%程度以内の差と考えるか、ですね。
では、その価格差をランニングコストで埋めることはできるのでしょうか?
【スバル・フォレスター】燃費はハイブリッドとガソリンどっちがお得?
ハイブリッドとガソリンで最もランニングコストで差が表れるのはやはり燃費ですね。
スバル・フォレスターのハイブリッドとガソリン車では、どの程度燃費に差が出てくるんでしょうか?
まずは、カタログ燃費(WLTCモード)を比較してみましょう。
ガソリンモデル
・市街地モード 9.6km/L
・郊外モード 14.6km/L
・高速道路モード 16.4km/L
ハイブリッドモデル
・市街地モード 11.2km/L
・郊外モード 14.2km/L
・高速道路モード 16.0km/L
ここでおもしろいのは、市街地モードではハイブリッドモデルが優位なのに対し、郊外・高速道路モードではガソリンモデルが優位になります。
その結果から、フォレスターに関してはハイブリッドモデルに燃費向上だけを求めるのは難しいようです。
公式のPRでも燃費向上について宣伝されることはないようで、市街地などでのスムーズな走行ができることを前面にPRしています。
その価格差を、市街地の走行により元を取ることができるのでしょうか。
たとえばガソリンの1L単価が140円とした場合、1万kmの走行で20,833円の差が出ます。
つまり車体価格が最も近いガソリン車のグレード「プレミアム」との価格差をハイブリッドの燃費向上により元を取ろうとした場合、市街地を3万5,000km以上走行すれば元が取れます。
ただし、郊外走行をすればガソリンモデルより燃費が低下しますし、カタログ燃費をもとに計算したため、実際にはもっと走行する必要が出てくるでしょう。
また、最廉価モデル「ツーリング」との価格差を燃費で埋めるには、14万km程度走行しないと元が取れません。
ということは、都市部に居住し買い物などほとんど市街地しか走行しない場合でないと、「お得」と判断するのは難しいのではないでしょうか。
フォレスターのハイブリッドは、あくまでも性能を向上させるための費用、と考えたほうがよさそうですね。
乗り換えをお得にすればハイブリッドの差額も余裕!
前の章でお伝えしたように、乗り心地や性能が向上したものの車体価格がちょっとお高めなフォレスターのハイブリッド車。
燃費という面でも、結構長い距離を走らないと差額は埋められそうもありません。
機能的には魅力的なんだけど、この差額がなぁ・・・
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いかがでしたでしょうか。
フォレスターのハイブリッドとガソリンを車体価格と燃費の観点で比較してみました。
その結果は、多くの人がガソリンモデルを選んだほうが家計にやさしいことがわかりました。
また、市街地と郊外、高速道路のどちらを多く走行するかでお得になる選択が異なってくる、ということもわかりました。
居住地や生活スタイルによって燃費が変わってくるので、フォレスターを検討するときに、電卓で簡単な試算をしてみてはいかがでしょうか。
乗り方に合わせてなるべく家計に負担をかけないようなフォレスター生活を送れるとよいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。