スバルには「フォレスター」と「アウトバック」の2つのSUV車種があります。
特徴やサイズ(広さ)を比較するとどっちが家族車向きなんでしょうか?
両方とも同じSUVですが、現在に至るまで異なった歴史を持ち、そして今でも両方ラインナップされ共存しています。
それぞれに異なった特徴がありますが、家族車として検討するならフォレスターとアウトバック、どちらが良いのでしょうか。
それぞれの特徴を解説させていただき、家族車としてのメリット、デメリットをまとめました!
気になるサイズ(広さ)にも注目し、どちらが家族車向きなのかを明らかにしていきます。
Contents
家族車に進める【スバル・フォレスター】の特徴
フォレスターは1997年に登場し、スバルのなかでも主力の車種で、中型のSUVです。
このサイズのSUVは他社のライバルが多く、スバルもしのぎを削っています。
現行のモデルは、2018年7月にフルモデルチェンジされたもので、4つのグレードがラインナップされています。
そのうち3つが2500ccガソリンエンジンを、1つがフォレスター初のハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載した2000ccエンジンとなっています。
全車が定評のあるスバルのAWDであり、走破性の高さが特徴です。
最低地上高が220mmという点ですでに凹凸にも強いうえ、AWDのパワー配分のコントロールなど、他社のライバルと比べて特に優れているといえます。
実際に動画共有サイトなどでもその走破性がわかる動画があるのでイメージしやすいと思います。
車体価格は280万8,000円~309万9,600円となっており、このサイズの車種としては一般的な価格帯です。
家族車に進める【スバル・アウトバック】の特徴
アウトバックは1994年に北米向けに発売されたのが最初で、その後1995年に「レガシィグランドワゴン」として日本で販売がスタート
当時の日本名にあるように、2014年まで国内で販売されていた「レガシィツーリングワゴン」の派生車種として販売され続けていました。
2014年以降からはアウトバックの名称で販売されていますが、レガシィツーリングワゴンが持つステーションワゴンのサイズ感や、同じ派生車のセダン「レガシィB4」が持つ高級感に加え、最低地上高200mmなどのSUVの要素が加わり、各派生車種の良いところを1台に凝縮したような車です。
現行のモデルは2014年にモデルチェンジしたもので、2,500ccガソリンエンジンを搭載しています。
アウトバックも全車AWDとなっており、フォレスターと同様の走破性能があります。
車体価格は329万4,000円~356万4,000円となっており、フォレスターよりも高級車ということになります。
【フォレスター】VSアウトバックのサイズ(広さ)比較!どっちが家族車向き?
では、フォレスターとアウトバック、どちらが家族車向きなのでしょうか?
まずは一番気になるサイズ(広さ)を比較してみましょう。
車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
フォレスター | 4,625 mm | 1,815 mm | 1,715-1,730 mm |
アウトバック | 4,820 mm | 1,840 mm | 1,605 mm |
どちらも定員人数は5人ではありますが、フォレスターとアウトバック、最も違いがわかるのは車体の形状です。
そのサイズ(広さ)の違いは、乗り方によって利点が違うようです。
フォレスターはアウトバックに比べて天井が高く、またホイールベースが短く、簡単に言えば「上下方向に大きい」車です。
一方アウトバックは室内の天井はステーションワゴンやセダンのように低めに抑えられており、一方ホイールベースはフォレスターよりも長い、いわゆる「前後方向が大きい」車です。
日常使用という点では、ホイールベースの短いフォレスターのほうが取り回しが良くなるため、狭い路地などでは有利です。
またフォレスターのほうが着座位置が高く、目線も高くなるため、感覚的に運転しやすいと感じる方が多いと思います。
一方、アウトバックはもともとツーリングワゴンとB4との共通プラットフォームを採用している関係から、運転という点ではセダンのような感覚に近いと思います。
ホイールベースが長いため、細い路地などでは少し窮屈に感じるかもしれません。
運転が苦手と考えるパパさんやママさんにとっては、フォレスターのほうが運転しやすいと感じることが多いでしょう。
荷物の積載についてはいかがでしょうか。
荷室のサイズについてもボディの形状がそれぞれの特徴を示しています。
フォレスターの積載容量は520Lで、アウトバックは559Lです。
容量で比較するならアウトバックのほうがサイズが大きく多く積載できます。
これはステーションワゴンであるレガシィツーリングワゴンと同じボディ形状となっていることで、荷室が前後に長いことが関係しています。
ただしフォレスターの荷室はアウトバックに比べて天井が高いという特徴があります。高さのある荷物についてはフォレスターが有利になります。
なお、乗車人数やエンジンの出力、運転支援システム「アイサイト」については両車とも共通となっています。
最終的な判断材料となる車体価格ですが、フォレスターのほうが車体価格が安く、購入しやすいです。
上記「運転のしやすさ」「積載の利便性」「車体価格」を総合的に判断すると、どちらかというとフォレスターのほうが家族車に向いているのではないでしょうか。
乗りたい車が見つかったらお得に乗り換えするコツを実行
フォレスターとアウトバックで悩んでいた方は、今回のご紹介でどちらに乗り換えするか気持ちは決まりましたか?
買う車が決まったら、お次はもっとお得に乗り換えをするコツもチェックしておきましょう。
やり方は簡単で、下取りに出す前に中古車一括査定をしておくことです。
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いかがでしたでしょうか。
スバルから発売されている2つのSUVのフォレスターとアウトバックは、大きさや乗車人数など共通する点もみられるなか、現在に至るまでの経緯の違いからそれぞれ異なった特徴がみられました。
家族車としての総合的な利便性という点では、フォレスターのほうが有利となりました。
しかしアウトバックにもフォレスターにはないサイズ感や高級感やステーションワゴン譲りの特徴のある形状が目を引き、決して不利な点ばかりではないと思います。
車という高額な買い物をする際には、実際に試乗して決めていただき、またこの記事を参考にしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。