人気車種として有名なトヨタ・シエンタですが、
車体価格や全体のお値段は家族者向きなんでしょうか?
グレード別の費用も気になりますよね。
トヨタから発売されているミニバン「シエンタ」は、
7人乗りの小型ミニバンです。
国内において家族での移動に大活躍するミニバンですが、
そのひとつであるシエンタは、家族車としてふさわしいものなのでしょうか?
他のライバル車や中型・大型ミニバンと比較してふさわしいものなのか、
またグレード別の価格を紹介し、
どのような家族に最適なのかを検討していきましょう。
Contents
家族車の価格や値段相場とは
現在の家族車として一般的に選択されるのは、多人数乗車できるミニバン。
または中型から大型のSUVが選択されることが多くなっています。
ミニバンとSUVって、どうして家族車向けなの?
じゃあ、気になる値段の前にそれぞれの特徴を紹介するね♪
ミニバンが選択される理由としては、最大の特徴である多人数乗車が可能であることや、広々とした車内空間によりお子様の着替えなどのお世話が容易であったりするところです。
また、単純に大きい車体で存在感のあることでお子様が喜ぶ、ということもあるかもしれませんね。
SUVが選択される理由としては、家族のレジャー、例えばキャンプなどの場所に行く際に最適なところ。
多少の荒れた路面でも走破性が高いことや、ミニバンのような空間を確保しつつスタイリッシュな外観が魅力であることなどがあげられます。
最近はミニバンに対抗する勢いで販売が伸び、ミニバンに近い空間を確保し多人数乗車を可能にしたものもあります。
ミニバンもSUVも家族全員が乗車することを考慮するため、車体が大きくなりがちです。
そのため、排気量が大きかったり、オプションも増えたりしてコンパクトカーや中型サイズの5人乗りの車よりも値段が高くなることが多いです。
ただし高級車と呼ばれるものはセダンなどの5人乗りの車と比べると少数となるため、高級セダンなどと比べれば現実的に購入しやすい価格帯でもあります。
広々使えるのは家族持ちにとっては嬉しいわ♪でも・・・お値段ってどのくらいなのかしら?
じゃあ、次は値段相場を見ていこう!
値段相場は、シエンタなどの小型ミニバンでは、180万円(税込み・車体価格、以下同じ)~280万円程度。
トヨタ・ノア/ヴォクシーや日産・セレナなど中型ミニバンは240万円~350万円程度。
トヨタ・アルファード/ヴェルファイアや日産・エルグランドなどの大型ミニバンでは320万円以上と、ミニバンはサイズと価格帯が幅広く存在します。
SUVについては、スバル・フォレスターなどの中型サイズで280万円~350万円。
三菱・パジェロやマツダ・CX-8などの大型サイズで350万円~400万円となっています。
ミニバンもSUVも共通していることは、サイズと価格帯が比例していることです。
なので、家族の人数と行く可能性のあるレジャーの内容(必要な積載容量)で検討していくことになるかと思います。
シエンタは、小型で背の高い7人乗りですから、家族の人数は4・5人程度、その人数で観光旅行に行く程度に最適なサイズでしょう。
4人で乗れば、2列目に余裕ができ、かつ3列目のシート部分はすべて荷室にすることができるためキャンプにも行けると思います。
またシエンタは5ナンバーサイズということで全幅やホイールベースが短く狭い道でも比較的楽に運転することができますので運転が苦手な方でも運転しやすいと思います。
【トヨタ・シエンタ】グレード別費用をチェック
グレード別に価格を紹介します。
ハイブリッド車
グレード | 値段 |
G Cuero | 2,532,600円 |
G | 2,380,320円 |
X | 2,226,960円 |
FUNBASE G | 2,340,360円 |
FUNBASE X | 2,187,000円 |
ガソリン車
グレード | 値段 |
G Cuero | 2,172,960円 |
G | 2,020,680円 |
X | 1,816,560円 |
FUNBASE G | 1,980,720円 |
FUNBASE X | 1,776,600円 |
ハイブリッド、ガソリン車共通のグレード設定となっており、また乗車人数も共通となっています。
G Cuero、G、Xは5人乗りと7人乗り両方選択でき、FUNBASEグレードは5人乗り専用グレードです。
シエンタは小型ということもあり国産の他のミニバンと比較して購入しやすい価格帯となっています。
【トヨタ・シエンタ】AT・MT車で値段に差はある?
車にはAT車とMT車ってのがありますよね?
AT車はオートマチック車。
MT車はマニュアル車。
車が昔から好きな人はMT車を好む人も多いですが、運転が苦手なママさんはAT車の方が安心だったりします。
しかし、問題はトヨタ・シエンタのAT車とMT車の値段に違いがあるのか?
お値段に大きな差があるのであれば、家計的な問題からお安い方を有力候補にする人も多いかと思います。
ということで、トヨタ・シエンタのAT車MT車の値段の差についてご紹介します。
現行のシエンタにMT車はあるのか?
現在の国内の乗用車ではほとんどの車がAT車で、すっかり少数派となったMT車。
MT車はAT車が普及するよりずっと前から存在し、トラックやバスやスポーツ走行など特定の条件では今でも一般的です。
AT車より構造がシンプルで、スポーツモデルを除き一般的にはAT車より割安になることが多いです。
MT車の運転になれていたり、価格を徹底的に下げていくなら、MT車を選択する可能性もあるかと思いますが、シエンタにMT車はあるのでしょうか。
残念ながら現行のシエンタにMT車の設定はありません!
現行のシエンタは全車AT(CVT)となっています。
他の車種でもMT車の設定がないものが多いことや家族で使うミニバンとしてのニーズを考えると無理はないことだとは思います。
なので、現行モデルを新車や中古で購入する際には必然的に価格差というものは存在しません。
現行モデルでMTの設定がない、ということであれば、過去のモデルにMT車があったのでしょうか?
過去のシエンタシリーズにMT車があったのか
結論から申し上げますと、過去のシリーズにもMT車はありませんでした。
シエンタシリーズが最初に登場したのは2003年。
その時点では2WD車がCVT、4WD車が4足ATとなっていました。
なお、2015年現行モデルにモデルチェンジされた際に、東南アジア地域で販売されているモデルに6速MT車があるようです。
このモデルは東南アジアらしく、後部座席の天井にもエアコンの吹き出し口があり、冷房性能が強化されていますが、暖房がついておりません!
国内での正規販売もありませんので、特殊な事情でもない限り個人で購入することはないかと思います。
過去、現在のモデルともにMT車の設定がないため、MT車、AT車の価格差というものは必然的にありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家族車として主力の車両タイプはミニバンSUVで、その価格は車両サイズに比例しています。
家族車を検討する際には、家族の人数と家族で出かけるレジャーの内容で車両のサイズや乗車人数が決まってくるのでご注意を。
数あるミニバンの中で、シエンタは7人乗りの小型のミニバンで、サイズ、乗車人数、積載量ともにバランスよく装備されています。
シエンタはミニバンの中でも購入しやすい価格帯でラインナップされているため、日常の買い物や送迎から旅行まで何でもこなしつつも財布にやさしい車であると感じました。
お子様1~3人ほどの核家族世帯で一般的なレジャーに行くという用途であれば、シエンタは十分に検討の余地があると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。