常に人気と売り上げのトップを走る、ホンダの軽自動車「N-BOX」。
車選びで欠かせないのは、外観や内装、操作性など色々ありますが、日常生活と密着するような形で使用されることが多い軽自動車は、使いやすさや安心安全で乗れることは優先的なチェックポイントとなります。
ホンダが満を持して発売したN-BOXについても使いやすさや安心安全を考えたときに大きく関わってくるのが車内のシートや視界ですよね。
車に乗る時、絶対座るシートですが運転手は特にシートには特にこだわりがあると思います。そのためグレードによってもシートが異なるのか?などのチェックは重要です。
そこで、ここではN-BOXのグレードでシートや視界はどう変わるのかを見ていきましょう!
最後にはN-BOXの車内環境でおすすめのグレードについてもお話します。
【N-BOX】グレードでシートの座り心地は変わる?
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まずはじめに、グレードでシートの座り心地は変わるのかという質問ですが、やっぱりシートの座り心地が良いほうを選びたいというのもあるから、このような質問が出てきたのだと思います。
N-BOXの車両には、
標準仕様と、スポーティーなデザインのカスタム仕様という大きく二つの設定があります。
またそれぞれの仕様には、「ベンチシート仕様」「スーパースライドシート仕様」があります。
ベンチシート仕様は、その名の通り、ベンチのように運転席と助手席がつながった座席を指します。
スーパースライドシート仕様は、それぞれ独立した座席を指します。
あくまでもベンチシートかスーパースライドシートの仕様のみが存在するだけで、実はシートにはグレードによるハッキリとした違いというのは無いんです。
よって、シートの乗り心地は、どちらも変わらないことになります。
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また、すべての仕様において寒い日も快適にドライブが出来るように運転席&助手席にシートヒーターが備わっています(温度は2段階の調整が可能)。さらにアレルゲンだけでなくウイルスにも対応しているアレルクリーンプラスシートが備わっています。ダニやスギ花粉などを不活性化するということで、花粉症の私にはもってこいのシートです!
ということで、シートでどのグレードを選ぶかについては、悩む必要はなさそうですね。
グレードで車内からの視界はどうか
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次に、N-BOXにはグレードによる車内からの視界はどうなのか?
N-BOXには、標準仕様とカスタム仕様が存在しているため、例えばカスタムの場合、スポーティーなデザインを意識した作りになっていることから、視界が犠牲になるのではないかなど、そのような疑問から出てきた質問だと思っています。これについても車両の装備などが載っている資料を確認してみました。
まず、グレードごとに視界に入ってくるインパネ周りの形状や配置が異なるのかについて見てみると、こちらはどの仕様も同じ設定になっています。
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結果的にはグレードによる視界の差は無いと言えます。
しかし、どのグレードにも運転席と助手席の中央付近のダッシュボード上には大きなセンターディスプレイが備わっており、小柄な方が運転席に座ると視界に入ってくるのが気になります。
ただ、N-BOXには運転席側と助手席側のそれぞれの窓には、三角窓の小窓が付いており、死角を減らすような工夫がされており、さらに助手席側のAピラー(一番前にある柱)には、サイドビューサポートミラーが備わっていました。これは、他メーカーでは見られないN-BOXオリジナルと言えるもので、縦列駐車を行うときには車の側面の状況を確認出来るため、非常に助かる装備ですね!
このミラーは旧型のN-BOXから採用されておりユーザーの間では好評でしたが、新型になってからは旧型とは形状が変わっており、ユーザーからは見難いという不満の声がたくさんあがりました。その結果、ホンダのほうで再度、形状を改良したという経緯があります。
リコールやサービスキャンペーンの対応でもなくユーザーの声に応えてくださるホンダは素晴らしいですね!
では、グレードのオススメはどんなものがあるでしょうか?
車内環境でおすすめのグレードとは
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N-BOXは、軽自動車最大級の広さを意識したレイアウトになっており、ユーザーがどのように使用するか家族構成や生活スタイルに合わせた仕様に出来ます。
例えばシートですが、全てのグレードにおいてベンチシート仕様を選択するかスーパースライドシート仕様を選択するかで車内の環境を変えることは自在です。ここで唯一異なるのは、シートの色です。
標準仕様は「ベージュx グレージュ」というデザインでカスタム仕様は「ブラック X バーガンディー」というデザインです。
標準仕様は明るい色に仕上がっており、無難な色でどんなシチュエーションにも合いそうな感じです。一方、カスタム仕様はダーク系の色で仕上がっており、スポーティーなところを前面に出している感じがします。
次にスライドドアですが、カスタムではなく標準仕様の中のベンチシート仕様でも一番お手頃な価格のグレードGのみが手動となり、ほかのグレードはすべて電動です。
小さなお子様やお年寄りの方が後部座席に座られることがある場合は、グレードG以外をお勧めですしますね!
さらにディーラーオプションとなりますが、ハンズフリースライドドアを選べば、お子様を抱いた状態で手を放すことなく自動で開閉が出来るので助かる機能ですね!
また、最近は他メーカーの車でもよく見かけるロールサンシェードが両側スライドドアの窓に装着される設定となっていますが、こちらもグレードGのみが付いてなく、ほかのグレードはすべて備わっています。
日差しのまぶしさを和らげて社内の居心地をよくしてくれるアイテムで、プライバシーの保護にも役立ち非常に便利な装備ですね!
ほかには、充電用USBジャック(急速充電対応タイプ2個付)の設定がありますが、こちらもグレードGのみが付いてなく、ほかのグレードはすべて備わっています。
急なお出掛けの時にバッテリーが無いという状況でも車内で充電出来るのは大変助かりますよね!
グレードG以外のものには、上記のものが装備されているので、使い勝手を考えるとプライベートでもお仕事でもグレードG以外をお勧めします。
まとめ
以上の結果から、N-BOX購入を検討した時に最低限抑えておく大きな2つのポイントを考えます。
1つ目はシートの仕様について:
ホンダN-BOXは、グレードによるシートや視界の違いはないということ。ただ、シートの仕様の違いが、使い勝手に大きく影響してくるので、まずは、どのような使い方をするかをよく考えてシート選びをすることが大事であること。
2つ目はスライドドアの仕様について:
お子様やお年寄りが乗られる場合は、ハンズフリースライドドアの設定を選び、運転席側の後ろのドアは、電動の設定はメーカーオプションの為、こちらもハンズフリースライドドアの設定にするのが最もお勧めです。
N-BOXは、上記の2つの装備さえこだわれば、車内環境についてはどれもほぼ同じ。
これから、N-BOXを検討される際には、ぜひ、参考にしてみてください。
あなたにとって納得のいく車選びになることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。