【アルテッツァ】中古の注意点とおすすめのグレード

1998年から2005年までミドルクラスのFRスポーツセダンとして販売されたトヨタ【アルテッツァ】

途中に、ワゴンタイプとしてアルテッツァ・ジータが販売されます。

世界に対抗できる衝突安全ボディとツインカムエンジンをフルチューンして、当時としてはありえない、最高出力210PSというエンジン性能を誇っていました。
すでに生産が終了して10年以上経ちますが、その人気は衰えることはありません。
現在、入手できるのは、中古車に限られますが、その人気ゆえに中古車市場でも数が少ないです。

 

そんなアルテッツァについて
・アルテッツァの中古を買う時の注意点
・年式で気をつける点とは
・おすすめグレード
を見ていきましょう。

【アルテッツァ】の中古を買う時の注意点


アルテッツァの中古を買う時の注意点が二つあります。

【アルテッツァ】カスタム車は車検が通らない?

注意点の一つ目は、カスタム度合いです。
アルテッツァは、プレミアムスポーツセダンというコンセプトから様々なカスタム車が出回っています。

しかし基本的にはノーマル車かメーカーでチューンナップされた車を選ぶのがいいです。
カスタムされている車は、社外部品などが装着されている車両が多いので、その部品にも注意が必要になります。
部品によっては車検が対応していないことも…。

また、中古車販売店の保障の有無を確認することも大事です。
それらを怠ると、買った後に高額な修理や部品交換に見舞われるリスクが…。

【アルテッツァ】中古車の修復歴

注意点の二つ目は、修復歴についてです。

アルテッツァは、走りの好きなオーナーが多く、スポーツ走行などで他の車より負担のかかった車両が多数あります。

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それゆえに、中古市場には修復歴ありの車や事故車も…。
修復歴ありの車は、なるべく避けたほうがいいです。
修復歴があると運動性能や安全装置に不具合が生じ、後々大きな問題に発展するリスクもあります。
もし、修復歴がある車を購入する場合は、どこの状態が悪くなって、どのように修復したのかをよく中古車販売店に聞いてください。
大きい買い物ですし、納得したうえで購入することが大事です。

 

では次の章では、アルテッツァの年式で気をつける点を見ていきましょう。

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年式で気をつける点とは


では、年式で気をつける点をお話ししていきます。

アルテッツァの中古車全体の相場価格は、50万円前後です。
モデルやカスタマイズによっては150万円を超える中古車も見られますが、10万円台からも出回っています。
年式が古い車ですので、よく状態を見極めて購入するのが賢明です。

以下に価格帯によるおすすめの年式の中古車を紹介します。

まず200万円以下では、2004年型RS200Lエディションがおすすめ
2004年最後のマイナーチェンジがされたあと、基本のグレードにオプションになっていた装備が加わった、特別仕様車として販売されました。
モデル最終型になりますので、アルテッツァにこれまで注がれた全ての情熱が、凝縮されています。

 

100万円以下では、2003年式RS200リミテッドⅡがおすすめ
この年式のモデルになりますと、だいぶ価格も手頃になってきます。
中でも、6MTのRSリミテッドはお買い得な車です。

気になる走行距離ですが、低走行距離の車も根気よく探せば見つかります。
価格はおよそ80万前後が多いです。

 

50万円以下では、2005年式AS200Zエディションがおすすめ
高年式でも50万円以下のアルテッツァを探し出すことは可能です。
しかし、何らかのカスタムは施されていると思ったほうがいいでしょう。
走行距離も平均して8万キロを超えた車が多いです。
その中でもAS200Zエディションは、高年式で装備も充実していますのでお買い得な車となっています。

 

では次の章では、アルテッツァのおすすめグレードを見ていきましょう。

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おすすめグレード


アルテッツァのグレードは大きく分けて二つあります。
6気筒1G-FEエンジンを搭載したAS200と、4気筒3S-GEエンジンを搭載した上位グレードのRS200です。
それぞれにベースグレードとZエディションがあります。

 

AS200は、信頼性の高い6気筒1G-FEエンジンを搭載。
ATは4速、MTは6速を採用しています。
最高出力は抑えられていますが、遠出でも街乗りでも扱いやすく人気のグレードです。

スポーツ性の高いRS200と比べて乗り心地の調和がとれています。
セダンとしての特性を活かし、快適性も犠牲にしていません。
エンジン音もそこまで気にすることなく、家族連れでのドライブや街乗りを中心にする層には、断然おすすめです。

 

RS200は、吸気・排気の両方に可変機構を搭載した3S-GEエンジンが使われています。
衝突安全ボディを備えながら、当時では自然吸気エンジンとして最高出力210PSという高い性能です。

ただ、高速になるほどエンジン音は大きくなり、家族連れでの遠出のドライブなどには不向きとなっています。
しかし、迫力あるエンジン音を楽しみ、操り走る喜びを実感したいという「走り」に重きを置きたい層には、おすすめの車です。

まとめ

すでに生産終了して、10年以上経つ現在も人気が衰えることのないアルテッツァ。
その人気から中古車市場でも数が少なく、貴重な存在となっています。

カスタマイズした部品や取付状態が、車検に対応しているか、?中古車販売店の保障有無などを確認し納得したうえで購入しましょう。

今では貴重な存在となったアルテッツァですが、スポーツ走行などで外の車より負担の掛かっている車両が多い場合があります。
購入される際には、エンジンやサスペンションなど走りに関係する部分は、特にしっかりチェックしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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