トヨタのアルファードは人気のミニバンで子育て世代にも愛用されている車の1つです。
購入を考えている人はマイナーチェンジによる変更点の見分け方や座り心地の変化など気になりますよね。
そこでここではアルファードの
・前期後期の見分け方
・前期後期では乗り心地の違いはあるか?
・リコール対象はあった?
をお話していきましょう。
Contents
【アルファード】前期後期の見分け方
どの車種にもフルモデルチェンジとマイナーチェンジがあります。
フルモデルチェンジはその名の通り、モデル全部を総入れ替えすることです。
その中でも日々良い物を作るために小さな設計変更や改良が行われていて、そのことをマイナーチェンジと言います。
そして、マイナーチェンジの前と後を前期後期と区別しているのです。
では、次にアルファードの前期後期の見分け方がわかるように違いを見ていきましょう。
前から見た時のバンパーデザイン
ノーマルボディもエアロボディのどちらも変更がありました。
車体の先端部分が横に平たく丸みの感じるデザインから、縦のラインをアクセントにしたスタイリッシュなデザインになっています。
また前期がナンバープレートの上で、かっちりとまとまっていたのに対して後期はナンバープレートまで伸びているシルバーラインがバンパー部分を華やかにしています。
フォグランプ
ネクタイピンの様なデザインから変更し、ライト自体は変えず設置する場所を下方にずらしました。
車体に埋め込むようなデザインになったことにより、すっきりとした仕上がりです。
電球もグレードによってはハロゲンを使用していましたが、後期になり全てのグレードがLEDを標準装備に変更されました!
電球も長持ちする上、ハロゲンより明るいので嬉しい変更です。
ヘッドライト
前期のヘッドライトはライト部分のレンズも大きめであり、前からみるとより迫力のある造りになっていました。
後期はライト部分のレンズが細くなっています。
ライトとウインカーの間にシルバーのラインを入れる事で、より涼しげなデザインに変更されていて、印象がガラリと変わりました。
ウォークイン機能
これは3列目シートに乗り込む際にそのままでは乗り込めないので、2列目のシートを前方に移動するもしくは座席を倒す必要があります。
その時に前期は全自動になっていたのですが、後期から手動に変更になりました。
高級感は損なわれますが、手動だと自動より断然早く乗り込むことが出来るので、使いやすくなっています。
アルファードの前期後期の違いを書きましたが、見分ける時は前から見ればデザインが大幅に変更されていますので、一目瞭然です!
前期後期では乗り心地に違いはあるか
後期は前期に比べ、ボディ剛性を特殊な接着剤を使うことにより実現し、操縦安定性と乗り心地が改善しています。
そのことにより前期より後期は足回りをバンパーの動きを調整することで若干硬くしている為、後期は硬めの乗り心地に感じている人が多い様でした。
しかし、それも乗り手の好みが分かれているところになってくるでしょう。
また18インチのタイヤを装着するグレードは、少し硬めの乗り心地と言う口コミもありますが、タイヤのインチをダウンさせることで乗り心地が良くなることもあります。
しかし、タイヤをインチダウンすると査定時に価格低下することありますので注意が必要です。
室内空間は車内に使用する素材自体を遮音・吸音性の優れた物に変更することで、より静寂性を高くしているので、より高級感が増したと言えるでしょう。
【アルファード】にリコール対象はあった?
アルファードにもリコール対象はあります。
2017年~2019年に生産されたモデルで不具合部分は車体の下に装備されている、低圧燃料ポンプのインペラです。
インペラとは樹脂製羽根車で、燃料により膨らむことで変形が起き走行中にエンストになる恐れがあります。
対策とし、インペラが装備されているものから対策品と交換することにより燃料を潤滑に回すことが出来るようになるそうです。
また識別できるように改善済車両には印がありますので、購入時に店頭で尋ねてみると良いでしょう。
まとめ
アルファードは迫力あるものからスタイリッシュで豪華な外観に変更されている上、安全装置の充実により、当たり前ではありますが価格自体も値上がりしています。
また、操縦安定性を高めることにより乗り心地が若干硬くなったと感じている人も多いようです。
外観も乗り心地も好みにより変わると思うので、ぜひ実際に見て試乗して後悔しないものを決めてみてください。