1997年10月にデビューして以来、トヨタの最新技術を駆使し、進化を遂げてきたトヨタ プリウス。
トヨタのプリウスは走り出しの音も静かで、見た目のスタイリッシュな外観でとても魅力的な車です。
そんなプリウスの内装や視界はどうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで、プリウスのグレードについて
・シートの座り心地は変わる?
・車内からの視界はどうか
・車内環境でおすすめは
をお話していきます。
プリウスはグレードでシートの座り心地は変わる?
プリウスはグレードが大きく4種類に分かれています。
- 燃費機能に特化した「E」
- 使いやすさ抜群の「S」
- 乗り心地と安全装備がプラスされた「A」
- 最上級グレード「Aプレミアム」
価格は、「E」から順に下にいくほど高いです。
また「E」グレード以外はスポーティーな要素がプラスされたツーリングセレクションがあります。
グレードによりシートの素材も
・ファブリック
・上級ファブリック
・合成皮革
・本革
と種類が変わり、それにより座り心地が異なるのでこれから詳しく紹介していきますね。
「E」と「S」に標準装備されているファブリックはシンプルでありながらくつろげる座り心地です。
また「S」は「E」のファブリックにプラスで見る角度から表情の変わるエンボス柄が採用されています。
上級ファブリックは「A」に標準装備されていて、細部にこだわった質感でエンボス柄を採用しています。
上質で柔らかくフィット感が癖になる手触りです。
プリウスのグレードが上がるにつれ高級感のある見た目はもちろん、手触りにも最上級の合成皮革、本皮も採用されています。
長く座っても疲れにくいシートで長距離移動にも最適です。
プリウスのシート構造は、人を優しく包み込むシートの座り心地にフィット感を意識し、構成されています。
その中でもシートの弾力を最大限に活かしているのが特徴です。
体重が真下にかかるように計算されて作られています。
真下に柔らかい素材、それ以外の部分を少し固い素材と使い分けることで、臀部の圧力を分散出来るようなシートです。
さらに、シートの中に使用されているバネを改良し、安定感を追及したことで長時間の運転や方向転換、駐車時の姿勢変化も身体に負担をかけない事を意識され設計されています。
シートの製造にもこだわっているプリウス。
素材も選べるので何よりも座り心地を重視したい方はそこからグレードを選択しても良いかもしれません!
次にグレードで車内からの視界はどうかについてお話します。
グレードで車内からの視界はどうか
プリウスはフロントガラスの形がグレードによりあまり変化がないので、視界は大差はないです。
しかし、シートの色や素材により気持ち的に視界が変わるということはあるかもしれません。
購入時は同じものでも見るだけではなく是非触って、座って体感してみてください。
新型プリウスは旧式に比べ、低重心になり座席位置が下がり目線が下がっても広々とした視界が確保されています。
また、前方の視界が良くする為にボンネットを低くし、車内からワイパーが視界に入らない様に工夫されているので安心して運転できますね。
そして、旧式のプリウスと違い前方の側面フロントピラー(フロントガラスの両端に位置する柱)を細くし、位置を変えています。
購入する時はそこまで気にならないのですが、運転しているとフロントピラーが太いと地味に右斜め前の視界が遮られますよね…。
そのあたりを解決しているデザインで、もう前に身を乗り出さなくて良いので助かります。
また後ろは後方のガラスを大きくすることで、運転する際に視界の妨げにならないようなデザインです。
視界が良いようにプリウスは様々な工夫が施されています。
気になっている方は正規ディーラー等で試乗してみて、体験してみてください。
次に車内グレードについてお話していきたいと思います。
車内環境でおすすめグレードとは
車内環境でおすすめは「S」グレードです!
上級ファブリックの座り心地と上質な手触りの「A」グレードも捨てがたいところですが!
しかし、それを考慮しても「S」グレードは価格の面から見てもコスパが良くバランスのとれたグレードです。
プリウスの内装はどのグレードもシンプルで機能的になっています。
しかし、2018年のマイナーチェンジにより内装がホワイトパネルからブラックパネルに変更されたことにより、ラグジュアリーな室内空間を実現しました。
また、ドアの内側の部分には柔らかく手触り重視の内装にし、細部までこだわり高級感を演出しています。
後ろの座席にもこだわり、運転席同様のクッション性とフィット感の向上がされているので座り心地は良いです。
天井の形を工夫することにより室内空間を広く感じるようにも設計されています。
「Aプレミアム」と「S」の内装色クールグレーは注文時に指定が必要です。
指定がない場合はブラックになりますのでご注意を!
寒さに弱い人や寒い地域に住む人におすすめの室内装備が快適温熱シートです。
「Aプレミアム」「Sツーリングセレクション」等のグレードでは、肌寒く感じる季節に体幹を中心に温めるシートが標準装備されています。
快適温熱シートが優れもので温度が2段階切り替え可能なのです。
とても寒い日にはHIモード、肌寒いなと感じる日にはLOモードなどスイッチ一つで使い分けが出来る装置になります。
車内環境もグレードによって選択できるので好みグレードを探してみてください!
まとめ
グレードによって内装や価格も違ってきますが、細部までこだわりが詰まっているプリウス。
価格、内装、性能などを見て総合的に「S」グレードがバランスも良くおすすめです。
しかし、実際に触って座ってみると自分の好みがわかってくると思います。
実際、私も触り心地で言うと上級ファブリックが一番のお気に入りです。
皆さんも自分のお気に入りを見つけてみてください。
車に乗ることが楽しくなりますよ!