車のシフトレバーの意味!2やLはどんな時に使う?
みなさん、車を運転する際に必ず触るところがありますよね。
1つ目はハンドル、2つ目はシフトレバーです。
ハンドルは車を操作するのに一番大事な部品です。
ですが、最近では自動運転が開発され、ハンドルが必ずしも必要では無くなってきました。
しかし、技術が発達した今でもバックや発進などのシフトレバーの操作は人が行わなければなりません。
そもそも、シフトレバーとは何のためにあるのでしょうか?
ここでは、
・シフトレバーの意味はなにか?
・シフトレバーにある2はどのようなときに使うのか?
・シフトレバーにあるLはどのようなときに使うのか?
などを見ていきましょう!
車のシフトレバーの意味まとめ
そもそも、車のシフトレバーって何なのでしょうか?
まず、車の変速操作の種類にはAT(オートマティック・トランスミッション)とMT(マニュアル・トランスミッション)の2つがあります。
ATにはP、D、R、2、Lのシフトレバーがあり。
それぞれ、Pはパーキング 車を停止させる時に、
Dはドライブ 車を発進させる時に使います。
走っている最中は常にDにギアが入った状態です。
Rはリバース 車を駐車する際にバックする時や、道を間違えた時にバックするときに使います。
2とLについては次で詳しく説明します。
AT対して、MTには1~5速までのギアとR、Nがあります。
ATでは、車の停車中はPにギアが入っていますが、MTではN(ニュートラル)にギアが入っています。
ニュートラルは何にもギアが入っていない状態で、車が動くことはありません。
1~5速までのギアは、速度に応じてギアチェンジしていきます。
発進する場合は1(ローギア)から始め、20kmで2(セカンド)30kmで3(サード)という風にだんだんとギアを変えていきます。
スピードが出てきたら、5(トップ)まで入れて車の波に乗りましょう!
急なギアチェンジは故障の原因にもなり、エンストする可能性があるので控えましょう。
では、シフトレバーにある2とはどんな時に使うのか?
シフトレバーにある2はどんな時に使う?
2は上で説明した通りATにしか無く、坂道を下るときにスピードが出すぎている時や坂道を上るときに上りにくい時に使います。
また、ドライブから2にギアを入れることで、「エンジンブレーキ」が作動します。
エンジンブレーキとは、ATには足で踏むフットブレーキとアクセルがありますが、そのアクセルを戻すとスピードが弱まると思います。
そのスピードが弱まることを、エンジンブレーキと呼びます。
シフトレバーにあるLはどんな時に使う?
Lは2にギアを入れても、坂道でスピードが出すぎている時に使います。
下り坂でブレーキを踏んでも減速しないのは、とても怖いですよね。
しかし、Lにギアを入れると2にギアを入れた時よりもスムーズに減速することが出来ます。
また、立体駐車場に止める際に坂を上るときにブーンと嫌な音がせずに上ることが出来ます。
まとめ
車の変速操作にはMTとATがあり、今はATが主流です。
シフトレバーの中でもLや2はあまり使う事がありませんが、坂道でとても役に立つことが分かりました。
今までは分からないからと言って、あまり使う事が無かったかもしれませんが、急な下り坂やターボが必要なほど急な上り坂に出くわしたら使ってみてください!
また、車によってはシフトレバーの場所がハンドルのところについていたり、シートとシートの間についていたりします。
最近では、シフトレバーはギアをどこに入れたのか分かりづらい車種が多く、そのため交通事故が多発しています。
駐車したつもりだったのに、急に発進した。という事故をよく耳にしますよね。
なので、車を運転中のギアチェンジは自分の手の操作だけではなく、表示されているギア名を確認しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。